子供の頃.仲の良い親戚の家でみんなで鍋を食べたり,トランプをしたり.楽しかった.
さよならをして,親父の運転で家に戻り,真っ暗な家のカギを開けて明かりをつける.
なんともいえない寂しい感情.
独身時代の一人暮らしでは,あまり感じることがなかった.でも時々,誰もいないアパートのカギをあけて,ただいま.
俺はここで何やってるんだ,と.
なんで実家を出てしまったんだ,と.
結婚して子供が出来た今.
時々過ごす実家での楽しいひと時.
ルームミラー越しに見える,俺の車が見えなくなるまで手を振ってくれる両親と姉との別れ.
そして,真っ暗な我が家に到着したときに込み上げる,あの寂しさ.
今回は俺一人,電車移動.
改札で両親と姉に見送ってもらった.
やっぱり別れはつらい.
家にもどったら,嫁と子供が明るい部屋で待ってることが救いだった.
夢のような時間は終わった.
現実が待っている.
日常生活に戻ろう.
また来年.
楽しみにしよう.
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